当日も安心!振袖が着崩れてしまったときの対処法とは

公開日: 2024/01/15 最終更新日: 2023/09/13


振袖を綺麗に着たいけれど、着崩れが心配とお悩みではありませんか。一生に一度の大切な日を着崩れで台無しにしたくありませんよね。そこで本記事ではそんなお悩みを払拭すべく、振袖が着崩れてしまったときの対処法を紹介します。この記事を最後までお読みいただければ、振袖の着崩れに対する不安は劇的に改善することでしょう。

振袖を美しく着るにはコツが必要

振袖を美しく着たくても、着こなすコツが分からないという方も多いでしょう。一生に一度の日に振袖を美しく着こなしたいですよね。そこでここでは、振袖を美しく着こなすコツについて解説します。

肩・胸・腰を補正する

振袖を自分の身体にフィットするよう補正することで、見違えるほど美しい着こなしになります。補正するポイントは、肩・胸・腰の3箇所です。撫で肩・段差のない胸・くびれない腰が重要なポイントです。この3箇所を抑えていると美しい振袖姿となります。

襟元をしっかり合わせる

振袖で一番目立つ襟元を少し詰まり気味に着付けることで、美しい印象が与えられます。普段着であれば、襟元に余裕を持たせることもありますが、フォーマルな場での振袖では、襟元をしっかり合わせることが基本です。

衣紋(えもん)を抜く

衣紋を抜くとは、襟の後ろを下に広げ、首元を開けて着ることをいいます。衣紋を抜くことは、女性の色気を醸し出す効果があります。振袖を着ているうちに襟元はだんだんと詰まってしまいますので、着付けをする際は、思った以上に後ろの襟元を下に引っ張っておくことがおすすめです。

裾を長めにする

カジュアルな場では、振袖の裾を短めにして動きやすくしますが、フォーマルな場では、前は裾が足の甲半分隠れるくらいの長さ、後ろはくるぶし下くらいの長さにするのが一般的です。裾を踏んでしまいそうと感じるくらいの長さが美しいとされています。

下に向かって裾をすぼまるようにする

振袖を着る際には、腰から下に向かう輪郭線が細い筒状にすぼまるように、裾を身体に添わせることで、スッキリとしたシルエットになります。裾をすぼめて小股で歩く仕草は上品さを演出します。

自分でできる振袖の着崩れの直し方

振袖を着ていて心配一番なのは着崩れです。事前に着崩れの直し方を知っていれば安心できますよね。

そこでここでは、自分でできる振袖の着崩れの直し方について解説します。

おはしょりが崩れてきた場合

振袖を着ているとおはしょりが崩れてしまう場合があります。おはしょりとは、振袖の身丈より長い部分をおへその辺りで折り返し、たくし上げた部分のことです。おはしょりが崩れてしまった場合には、飛び出してしまった生地を帯の下に入れ込むように補正します。おはしょりをいったん多めに帯の下に入れて、少しずつ引き出し調整するとよいでしょう。

襟元が開いてきた場合

襟元が開いてきた場合には、襟に沿って指を滑らせてゆるんだ生地を帯のなかに押込みます。押し込んだら、下からおはしょりを引っ張りシワを無くしましょう。

帯が下にずれてきた場合

帯が下にずれていると気付いた場合は、まず帯の下部に両手を差し込み上部へ持ち上げます。少し帯が動きやすくなったら、帯の上部をつかんで位置を修正します。

美しい着姿を保つには

一生に一度の大切な日に、最初から最後まで振袖姿をキープするにはどうしたらいいのでしょうか。ここでは、振袖姿をキープするための所作について解説します。

立ち方

足を閉じて内股を意識すると立ち姿が綺麗に整います。両手をお腹の前で合わせ背筋を伸ばすと、美しい立ち姿になります。

座り方

振袖を着て座っているときには、袖が床につかないようにすることで、綺麗な印象が与えられます。袖を膝の上に乗せて両手を揃え、袖は畳むようにしましょう。

歩き方

振袖を着て歩く際には、膝を内側に向けて、歩幅を足の幅で歩くように意識しましょう。その際に、草履を引きずらないで歩くことも美しく見せるための重要なポイントです。

階段の昇り降りの仕方

階段を昇り降りする際には、裾を床につけないのが美しい所作のポイントです。振袖の上前を手で軽く持つことで、裾を引きずる心配がなくなります。

拾い方

振袖を着ていて物を落としてしまった場合には、袖が床につかないように注意しましょう。右腕に右袖をかけ、右手で左袖を持って袖が固定されるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は振袖が着崩れてしまったときの対処法について解説しました。振袖を美しく着るコツは、肩・胸・腰を補正する・襟元を合わせる・衣紋を抜く・裾を長めにするなどがあります。また、自分でできる着崩れ対処法として、おはしょり崩れ・襟元の開き、帯がズレたときなど、それぞれの対処法を事前に知っておくことが大切です。さらに、美しい着姿を保つために、立ち方・座り方・歩き方・階段の昇り降りの仕方・拾い方それぞれの所作を押さえておきましょう。振袖の着崩れでお困りであれば、ぜひこの記事にある方法を実践してみてください。一生に一度の大切な日が最高の1日になることを祈っています。

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